29/4/2019 Vol.2 暗黒のパーカー男

空港から出て、日も落ちた、そして、歩道がない、ハイウェイ

をマップにしたがい、ヘラー氏のビラへ。

 

泊まるところが見つかり、少しは安心したのだが、

残念なことに、(知ってたけど)近くまでは来たけれど、

初めて来た場所、そして、この暗闇、一瞬で

宿にたどり着けるはずもなく、、

 

そこへ、うす暗闇からパーカーをかぶり、怪しげに、

向かってくる一人の男の人。。(向こうからしたら

こんな夜にバックパックを担いだ怪しい東洋人)

 

かなり、躊躇したが、話かけてみることにした。

(東ヨーロッパ、バルカンではパーカーをかぶっていても

日本のように怪しくないようす、しょっちゅう雨が降るためもあるらしい。

それよりもマスクをしていた方が断然怪しまれる)

 

"Hello"

 

なんとか英語は通じたみたい。

事情をささっと説明して、場所を教えてもらえることに。

彼はこのあたりに住んでいるイラン人らしい。

 

ヤバイ人かな、、しかし、悩んでる暇もなく、

私は彼に話かけていた。

"この宿に泊まりたいんだけど、君わかる?"

私は現地SIMを持っていないので電話はおろか、

ネットにも繋げない。。
彼にネットに繋げない旨を伝えると、、


なんと彼は自分のスマホをデザリングしてくれ、

私がネットに繋げるようにしてくれた。

 

  

ホントに??

 

パーカー男はすぐさま、"超親切なイケメン兄ちゃん"に変わった。

ネットにつながせてもらえば、こっちのもの。

さっそく、ヘラーさんへWhatsUPで連絡,

家から出てきてもらい、ようやく、宿に到着!

 

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昼間ならこんなかんじ。

 

パーカー男には本当に感謝、彼がいなかったら、

数時間ヘラーさんの別荘を知らない外国で、暗闇の中、

探し回っていたかもしれない。

 

彼にはあとの食事の買い出しでスーパーで出会い、

タバコとお酒をご馳走させてもらいました。

 

サラエボ初日からハプニングに見舞われたけれど、

親切な2人に巡り合い、本当に感謝しかない素晴らしい

夜になりました。

 

次は、

Vol.3 サラエボの別荘(ヘラーさんのすごい別荘をご紹介します)